【ハロ・企】 05 (ver.清智)
『自分で処理すれば?』
投げつけられた言葉の意味を、多分俺の脳はちゃんと理解したくなくて。
ポカンとしている所に 『それで済むんだろ?』 って留めを刺されて、目と鼻の奥がツンと痛んだ。
「困るんだけど」
清里が溜息を吐きながら苦笑いをする。
ああ、そっか。 もう俺が誘ったりするのも (ってまだちゃんと誘ってないけど)、困るんだ。
「あぁ・・・ごめん」
「そうじゃなくて」
「ん・・・ごめん」
今頃になって俺の口からゴメンが流れ出てきた。
あの時酷いこと言ってゴメンじゃなくて、今更困らせるようなこと言ってゴメン、だったけど。
俺は今まで何をしても、何を言っても清里に許されるのが当たり前になっていて、今回も結局折れて貰えるんだろうって軽く考えていたところがあった。 でも、そんな甘えがいつまでも通用するはずはない。 清里がそんな俺に耐えられなくなっても不思議じゃない。
ここまでハッキリ言われる前に、取り返しがつかなくなる前に、何故俺はそれに気付けなかったんだろ?
「わかった・・・、ごめん もう、困らせるようなことは言わな ──・・・ 」
「だから、そうじゃなくて、智!」
俺の頬を両手で包み込むようにして、清里は俯けていた顔を上げさせた。
目を合わせられると視界が滲みそうになる。 久しぶりに清里が触れている頬も、じわりと熱くなる。
「いつもみたいに強気に言い返してくれないと困るってことだよ。 それに、そんな顔して、そんな風に謝られたら・・・、俺がイジメてるみたいですげー困る」
「よく・・・わからない」
「なにが??」
なにがって・・・、さっきのが・・・
「・・・イジメ?」
「んーー、意地悪、かな」
「・・・・・・意地悪??」
「いちいち復唱すんなよ。 ああー、ちょ、、もうシテいい??」
「へ?」
「『へ?』 じゃねえよ。 お前から誘ってくれたんじゃねえの??」
「それは ──・・・ 」
そのつもりだったんだけど。
突き放すようなこと言われて、でもそれはただの意地悪で・・・ってゆーか、つまりコイツは、俺を許したのか??
「もう怒ってな ──・・・ぃ 」
「最初から怒ってねえよ、ヘコんでただけ。 とにかく、話はあとにしない??」
身体を抱き寄せられ、清里の体温を感じて、そこで漸く今自分が置かれている状況が把握できた。
帰宅したばかりの俺はまだ着替えも済ませていない。 近隣の家々では一家団欒し始めているであろうこの時間、その場所で、一週間ぶりのアレを・・・・・・
「ヤんの!? いっ、いま、すぐ、ここで!?」
「そう。 待てとかヤダとか言うなよな、俺結構限界きてんだから」
「おっ、、俺はキテない」
「おまえな〜〜・・・ まあいいや、もうスルから」
清里の手がするっと服の中に滑り込んできて俺の脇腹を撫で上げる。 耳元に吸いつかれて背筋が一気に粟立った。 ああ、久しぶり・・・・・・ とか悠長に感じている場合じゃねえ!
「ちょー、、、待て、キヨっ、その前に言うことが」
「るさい、あとで聞く」
早い展開に思考が追いつかず、アタフタとしているうちにソファーまで連れて行かれて押し倒された。
いつの間にか服の裾が捲り上げられて腹が丸出し、腕も肢も器用に押さえ込まれているので制止しようにもできない。 いやいや、ホント素早い。 コイツ、手際が良すぎる。 それより俺の身体が素直すぎる。 いくら久しぶりだからって、ちょっと素肌を撫でられて吸われちゃっただけで力が入らなくなって抵抗できなくなっちゃうとかマジで有り得ない。 どこ行っちゃったんだ、俺の経験値!?
── ああーもうっ、十秒待ってくれれば話は済むのにっ!!
「ちょーーーっと、 ホント、待て、一言だけっ、、、!!」
「なぁーーんだよ!?」
口を塞がれそうになったのをどうにか避けて叫ぶと、清里は身体を浮かせ、不機嫌そうに俺を見下ろした。
── 今だ。 さあ、ちゃんと言え、俺!
「キヨ・・・ 俺いつも、バカなことばっかり言って ──・・・ 」
その後続く 『ゴメン』 は、 清里の唇に飲み込まれて結局言えなかった。
(続く)
次で終わらせます・・・ ^^;
次で終わらせます・・・ ^^;
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なるほど!
ありす
染さま おはようございます!智くんは なんかヘニャってなってて可愛いですね〜♪(〃ω〃)ゞテレテレ…
キヨくんじゃなくても調子が狂ってします(´m`〃)フフ☆
普段のツンの部分と、こんな時のギャップがツボなんでしょうねぇ…///
キヨくんは何処まで甘々にしてくれるんでしょうか?(^ー^*)
今から続きが楽しみです♪エロエロ〜ww♪(笑)