『おもみとぬくもり、腕の中』 (潤和)
ちょっとパソ子から離れていたら、頭がお話書きモードに戻らなくなり・・・ ;∀;
ただひたすら潤がウザい話です。
『兄』 、『欲張りになっていく願い』 、『潤の夢と俺の意志』 をお読み戴いていた方が意味が通じると思います。
* * *
12月30日の夜。
年末の特別番組をテレビで観ながら、和さんの部屋でふたり、マッタリと過ごす。
俺がベッドに背を預けて、和さんが俺の下肢の間に納まって、俺に背を預けて。
和さんの重みと温かさを感じられるこの体勢が俺はとても好きだ。
「どのチャンネルも同じような番組だね」
「・・・うん」
「面白い?」
「・・・うん」
「・・・疲れちゃったの?」
「・・・・・うん」
今にも眠りに入ってしまいそうな力の抜けた返事。
もう、『うん』 しか言わないんだから・・・。
和さんの身体がいつもよりくたりとしているのは昼間の大掃除の疲れの所為。
肌が熱くなっているのは夕飯時に摂取したアルコールの所為。
それだけだとわかっているんだけど、和さんから漂うボディーソープの香りが鼻腔を擽って、俺の体温も上げる。
「ねえ、和さん・・・ したい。 していい?」
首筋に顔を埋めて、ちゅっと口付けて・・・、困るだろうなって思いながら意地悪なことを囁いてみた。
大晦日の昼には実家に帰さなきゃならないから、そんなことはしていられないんだけど。
「・・・うん いいよ?」
予想外の、珍しく甘えたような返事に俺の方が狼狽えた。
「え、でも・・・ 明日ツラくなるでしょ?」
「なんだよ、自分が・・・ 言ったんじゃないか」
肩越しに振り返り、犯罪級の可愛さで見上げられて俺の意志もぐらりと揺れる・・・ けど我慢。
「和さんが実家に帰れなくなったら困るから、やっぱり我慢する」
「平気だと思う・・・よ?」
アルコールの所為だろうか、潤んだ瞳と上気した頬が強烈に俺を誘う。 (・・・ように潤には見える)
・・・けど、ダメ、ダメ、我慢我慢!
酔っているといつもの3倍オネダリ上手になっていつもの300倍カワイクなる和さん。
完全に身体の力を抜き、頬を俺の胸に擦り付けるようにして凭れてくるから・・・、湧き上がる熱を遣り過ごすのにかなり苦労した。 自分の表情や仕草が、どれだけ俺を煽るかなんて全く考えていないから実に性質が悪い。
「・・・あー、めんどくさい、実家行くの」
「ずっと帰ってないじゃない、お兄さんも待ってるって言ってたでしょ、今回は帰らなきゃダメだよ」
「潤はどうすんの? 玲子さんいないから家で一人だろ?」
「玲子さんはいなくていいよ、俺が世話しなくちゃならないもの」
「あっ、俺といると俺の世話しなくちゃなんないから帰れってうるさく言うんだろー」
「和さんの世話は俺の趣味だからいーの」
「・・・じゃあ明日も俺の世話を」
「ダーメ!」
素面に戻った翌日も、和さんらしくなく部屋を出る寸前まで 『行きたくない』 とゴネていて、俺も何度も 引き止めそうになってしまって困った。
そして大晦日の夜、そろそろ年が変わろうかという時。
和さんに ”おめでとうメール” を打っていたら、電話が掛かってきた。
他愛もない話をしている内に年が変わる。
一番最初に俺に 『おめでとう』 を言いたかったなんて可愛いこと言ってくれちゃうから、迷惑承知で連れ戻しに行ってしまおうかと思ったぐらいで。
『夕方までには絶対帰るからなぁ〜』
「もっとゆっくりしてくればいいじゃない」
『なんだよぉー、潤は俺が帰らないほうがいいワケ? 年明けすぐに会いたいとか思ってくれないワケー??』
「そうじゃ・・・ないけど。 てか、和さんまた酔ってるでしょ?」
『へへ、ちょっとだけ飲んだ♪』
和さんに会いたくないなんて俺が思うワケがない。
本当は、一年365日、ずっとずっと俺の腕の中に留めたまま、何処にも行かせたくなんかない。
一秒だって離れていたくない。 今すぐ迎えに行って、顔を見て、抱き締めて、キスしたい。
『とにかく、明るいうちにアパートに帰るからさっ』
「そんなに実家の居心地が悪いの?」
『悪くはない・・・けど、そっちの方が居心地はいいし・・・』
「どうして?」
『どうしてって・・・』
和さんは 『実家に帰る』 という言い方をしなかった。
アパートには 『帰る』 と言うのに。
無意識のその言い方が、どんなに俺を喜ばせているか和さんは気付いていない。
「俺と居るから・・・とか、言ってくれちゃう?」
『・・・・・・くれちゃう、かもしれない』
「そういうカワイイことばっかり言うと、あとでどうなっても知らないからね」
『なっ、なにがっ!?』
「ん? いつもよりウザーく尽くしまくってあげようかな、と」
『・・・あ、ああ、そういうことか・・・』
「なんだと思ったの?」
『いや、別に・・・』
「ナニか期待させちゃったかな? てゆーか、最近和さん発想がや〜らしくていいなあ〜♪」
『おっ、、お前がヘンな言い方するからだろっっ!!』
真っ赤になって、ちょっと涙目になってる和さんの顔がハッキリと思い浮かんだ。
そうしたらもう、会いたくて会いたくて堪らなくなった。
だからもう 『ゆっくりしてくればいい』 なんて思ってもいないことを言うのは止めることにした。
「会いたいなぁ〜・・・」
毎日顔を見ていてもまだ足りない。 どれだけ欲が深いんだと自分でもちょっと呆れる。
『だから・・・夕方までには帰るからって』
「今すぐ会いたい、和さんに」
『そういうこと言われると、すぐ帰りたくなっちゃうだろ・・・』
「じゃあ、そっちを出る時電話してね。 駅まで迎えに行くから」
『・・・うん』
「待ってるから」
── だから早く 俺の腕の中に帰って来てね?
『うん・・・ わかってる』
はにかんだような和さんの返事が、胸の辺りをホワリと浮き上がらせた。
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(和成視点)
玄関に入った途端引き寄せられてキスされた、・・・まではよかったんだ、別に。
しかしその場 (←玄関) で転がされるのは少々想定外だった。 そして身体を撫で回されるのはもっと想定外だった。
「なっ、なんで・・・!?」
「あとでどうなっても知らないよって言ったでしょ?」
焦る俺を見下ろして、潤はシレッと答える。
「つ、尽くすって言ったじゃん!」
「もっちろんセックス込で、っつーかソレが大部分〜♪」
ななな、なんて露骨な言い方をっ!!
・・・じゃねーよ、言い方なんて関係なくてっ!!!
「ちょ、、止めろ、俺はまず初詣に行きたいんだっ!」
「んなの後でいいじゃん。 俺はまずヤリたいの」
「俺はイヤ ──・・・っ」
「一昨日からヒトのこと煽りまくっておいて今更イヤとか言わないでくれるかな??」
「いっ、今更ってっ、、おっ、俺は煽ってないっ」
「ああーーもう、素面に戻った途端こうなんだからね、このヒトはっ!
大人しくしてないと酒飲ませるよ!?」
えーと、それはどういう意味だろう・・・??
よくわからないけど、酒を飲んでいる間はコレを中断してくれるということでしょうか・・・?? (ちょっと違)
俺の思考を読んだであろう潤が、清廉そうな美しい笑顔を浮かべて俺を見下ろしながら、表情とは正反対の台詞を吐いた。
「ああ、酒飲んだら普段以上を覚悟してね? 和さん、酔っ払うとオネダリが凄いから♪」
ウソをつくなっ!! ・・・と強く反論できないような記憶が朧げにあるようなないような・・・・・・
完全に抵抗を止めてしまった俺に潤はまたニコリと微笑んで、実に手際よく俺の洋服を剥いでいった。
俺の記憶が正しければ・・・
去年の目標は 『警戒心を持つ・流されない・絆されない』 だったような。
しかし去年の元日も、帰宅早々 (あの時は潤の部屋だったけど) 押し倒されたような・・・
そしてその後一年、大して状況は変わってなかったような・・・
えーと・・・、無駄な目標は立てるなってコトなんでしょうか・・・?
(おしまい)
「潤・・・ お前、お寺で除夜の鐘を撞かせてもらった方がよかったんじゃ・・・」
「そんなもんで煩悩が無くなったら苦労はしねえよ」
という会話が続くと思われ
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* * *
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年末の特別番組をテレビで観ながら、和さんの部屋でふたり、マッタリと過ごす。
俺がベッドに背を預けて、和さんが俺の下肢の間に納まって、俺に背を預けて。
和さんの重みと温かさを感じられるこの体勢が俺はとても好きだ。
「どのチャンネルも同じような番組だね」
「・・・うん」
「面白い?」
「・・・うん」
「・・・疲れちゃったの?」
「・・・・・うん」
今にも眠りに入ってしまいそうな力の抜けた返事。
もう、『うん』 しか言わないんだから・・・。
和さんの身体がいつもよりくたりとしているのは昼間の大掃除の疲れの所為。
肌が熱くなっているのは夕飯時に摂取したアルコールの所為。
それだけだとわかっているんだけど、和さんから漂うボディーソープの香りが鼻腔を擽って、俺の体温も上げる。
「ねえ、和さん・・・ したい。 していい?」
首筋に顔を埋めて、ちゅっと口付けて・・・、困るだろうなって思いながら意地悪なことを囁いてみた。
大晦日の昼には実家に帰さなきゃならないから、そんなことはしていられないんだけど。
「・・・うん いいよ?」
予想外の、珍しく甘えたような返事に俺の方が狼狽えた。
「え、でも・・・ 明日ツラくなるでしょ?」
「なんだよ、自分が・・・ 言ったんじゃないか」
肩越しに振り返り、犯罪級の可愛さで見上げられて俺の意志もぐらりと揺れる・・・ けど我慢。
「和さんが実家に帰れなくなったら困るから、やっぱり我慢する」
「平気だと思う・・・よ?」
アルコールの所為だろうか、潤んだ瞳と上気した頬が強烈に俺を誘う。 (・・・ように潤には見える)
・・・けど、ダメ、ダメ、我慢我慢!
酔っているといつもの3倍オネダリ上手になっていつもの300倍カワイクなる和さん。
完全に身体の力を抜き、頬を俺の胸に擦り付けるようにして凭れてくるから・・・、湧き上がる熱を遣り過ごすのにかなり苦労した。 自分の表情や仕草が、どれだけ俺を煽るかなんて全く考えていないから実に性質が悪い。
「・・・あー、めんどくさい、実家行くの」
「ずっと帰ってないじゃない、お兄さんも待ってるって言ってたでしょ、今回は帰らなきゃダメだよ」
「潤はどうすんの? 玲子さんいないから家で一人だろ?」
「玲子さんはいなくていいよ、俺が世話しなくちゃならないもの」
「あっ、俺といると俺の世話しなくちゃなんないから帰れってうるさく言うんだろー」
「和さんの世話は俺の趣味だからいーの」
「・・・じゃあ明日も俺の世話を」
「ダーメ!」
素面に戻った翌日も、和さんらしくなく部屋を出る寸前まで 『行きたくない』 とゴネていて、俺も何度も 引き止めそうになってしまって困った。
そして大晦日の夜、そろそろ年が変わろうかという時。
和さんに ”おめでとうメール” を打っていたら、電話が掛かってきた。
他愛もない話をしている内に年が変わる。
一番最初に俺に 『おめでとう』 を言いたかったなんて可愛いこと言ってくれちゃうから、迷惑承知で連れ戻しに行ってしまおうかと思ったぐらいで。
『夕方までには絶対帰るからなぁ〜』
「もっとゆっくりしてくればいいじゃない」
『なんだよぉー、潤は俺が帰らないほうがいいワケ? 年明けすぐに会いたいとか思ってくれないワケー??』
「そうじゃ・・・ないけど。 てか、和さんまた酔ってるでしょ?」
『へへ、ちょっとだけ飲んだ♪』
和さんに会いたくないなんて俺が思うワケがない。
本当は、一年365日、ずっとずっと俺の腕の中に留めたまま、何処にも行かせたくなんかない。
一秒だって離れていたくない。 今すぐ迎えに行って、顔を見て、抱き締めて、キスしたい。
『とにかく、明るいうちにアパートに帰るからさっ』
「そんなに実家の居心地が悪いの?」
『悪くはない・・・けど、そっちの方が居心地はいいし・・・』
「どうして?」
『どうしてって・・・』
和さんは 『実家に帰る』 という言い方をしなかった。
アパートには 『帰る』 と言うのに。
無意識のその言い方が、どんなに俺を喜ばせているか和さんは気付いていない。
「俺と居るから・・・とか、言ってくれちゃう?」
『・・・・・・くれちゃう、かもしれない』
「そういうカワイイことばっかり言うと、あとでどうなっても知らないからね」
『なっ、なにがっ!?』
「ん? いつもよりウザーく尽くしまくってあげようかな、と」
『・・・あ、ああ、そういうことか・・・』
「なんだと思ったの?」
『いや、別に・・・』
「ナニか期待させちゃったかな? てゆーか、最近和さん発想がや〜らしくていいなあ〜♪」
『おっ、、お前がヘンな言い方するからだろっっ!!』
真っ赤になって、ちょっと涙目になってる和さんの顔がハッキリと思い浮かんだ。
そうしたらもう、会いたくて会いたくて堪らなくなった。
だからもう 『ゆっくりしてくればいい』 なんて思ってもいないことを言うのは止めることにした。
「会いたいなぁ〜・・・」
毎日顔を見ていてもまだ足りない。 どれだけ欲が深いんだと自分でもちょっと呆れる。
『だから・・・夕方までには帰るからって』
「今すぐ会いたい、和さんに」
『そういうこと言われると、すぐ帰りたくなっちゃうだろ・・・』
「じゃあ、そっちを出る時電話してね。 駅まで迎えに行くから」
『・・・うん』
「待ってるから」
── だから早く 俺の腕の中に帰って来てね?
『うん・・・ わかってる』
はにかんだような和さんの返事が、胸の辺りをホワリと浮き上がらせた。
(おしまい)
ヌ、ヌルい・・・
てことで (?)、オマケは 『続きを読んじゃう!?』 から。
(そっちもとってもヌルいです)
ヌ、ヌルい・・・
てことで (?)、オマケは 『続きを読んじゃう!?』 から。
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「なっ、なんで・・・!?」
「あとでどうなっても知らないよって言ったでしょ?」
焦る俺を見下ろして、潤はシレッと答える。
「つ、尽くすって言ったじゃん!」
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ななな、なんて露骨な言い方をっ!!
・・・じゃねーよ、言い方なんて関係なくてっ!!!
「ちょ、、止めろ、俺はまず初詣に行きたいんだっ!」
「んなの後でいいじゃん。 俺はまずヤリたいの」
「俺はイヤ ──・・・っ」
「一昨日からヒトのこと煽りまくっておいて今更イヤとか言わないでくれるかな??」
「いっ、今更ってっ、、おっ、俺は煽ってないっ」
「ああーーもう、素面に戻った途端こうなんだからね、このヒトはっ!
大人しくしてないと酒飲ませるよ!?」
えーと、それはどういう意味だろう・・・??
よくわからないけど、酒を飲んでいる間はコレを中断してくれるということでしょうか・・・?? (ちょっと違)
俺の思考を読んだであろう潤が、清廉そうな美しい笑顔を浮かべて俺を見下ろしながら、表情とは正反対の台詞を吐いた。
「ああ、酒飲んだら普段以上を覚悟してね? 和さん、酔っ払うとオネダリが凄いから♪」
ウソをつくなっ!! ・・・と強く反論できないような記憶が朧げにあるようなないような・・・・・・
完全に抵抗を止めてしまった俺に潤はまたニコリと微笑んで、実に手際よく俺の洋服を剥いでいった。
俺の記憶が正しければ・・・
去年の目標は 『警戒心を持つ・流されない・絆されない』 だったような。
しかし去年の元日も、帰宅早々 (あの時は潤の部屋だったけど) 押し倒されたような・・・
そしてその後一年、大して状況は変わってなかったような・・・
えーと・・・、無駄な目標は立てるなってコトなんでしょうか・・・?
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プリンスーー♪
柚子季杏
あぁもぅ、潤大好き!うざい位で丁度いいですwww(←オw
でも潤、かなり自分抑えて頑張りましたよね〜♪
こりゃ〜和さん、ご褒美欲しがられても仕方ないww
今年もプリンスの益々の活躍に期待しております(^-^*)