『それなりにバカップル?』 (和の山市観察日記)

逃避です、逃避(苦笑)



『最近、山田が若返ったように見えるんだけど』 と、何気なく市川に言ってみたのであるが。


「若返ったって・・・、山田は俺らより若いじゃねえか」

「うーん、なんて言えばいいのかなぁ・・・? 言動が幼くなったっていうかさぁー・・・」
「アホっぽくなったってこと? はは、お前に言われたらオシマイだな」
「失礼だな、市川っ!」

幼くなったもアホっぽくなったもちょっと違うかな。 感情表現が豊かになったって感じだろうか?
よくバカ笑いしてるし (昔はいつも同じ笑顔だった)、よく焦ってるし (市川のことで)、よく落ち込んでるし (これも市川のことで)。 大人びた落ち着いた言動しかしないと思ってたから、ちょっとビックリなんだ。

「前はさ、もっとこう、クール系だったような・・・? 今も、まあ、黙ってればそう見えるけど」

「クールぅ!?」

市川がプハッと噴き出した。

「ありえねえ〜・・・」
「でもさ、学部の女の子たちも言ってたんだよ、『クールでいいね』 って」
「へぇ〜〜」



市川は、少し離れた所で他のヤツらと話をしていた山田を呼び寄せた。
そして、徐に山田の耳元に顔を寄せ、何やらボソボソと囁いた。


「なッ、、、」

と言ったまま、真っ赤になる山田。
『これのどこがクール?』 と、ニヤつきながら俺を振り返る市川。

タチ悪いなあ〜・・・市川、と思っていたら、 おーっとビックリ、山田が反撃した。


「揶揄わないでよ・・・貴弘さん」

甘えたような声 Σ(゜Д゜) を出して、市川の頬をするっと指で撫でた。


「止めろっての」

パシッとその指を払い、ムッとしたまま市川は一人どこかに行ってしまった。




「珍しいでしょう?」
「あ、 ああ・・・うん」

「たまにカワイイんだよね〜、市川さん♪」

とかなんとか言って、嬉しそうに微笑む山田。
いや、カワイイかどうかはわからないけど、キョドる市川は確かに珍しい。



てゆーか・・・、なんのかんの言って、 やっぱり仲良い、コイツら・・・





(おしまい)
市川は何て囁いたんだろう??

オマケは 『続きを読んじゃう!?』 から。





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『どうかしたの?』

「んー・・・特になにもないんだけど」

市川と山田と別れた後、急に潤の声が聞きたくなって電話した俺。


「なんかさ・・・、市川と山田が仲良いんだ」

『はは、いいじゃない仲良くて。 悪かったら和さん心配でしょ? 俺は全然心配じゃないけど』
「それもそうなんだけど・・・」


なんなのかなぁ、これ。
あの二人がケンカしてるとすごく心配になるんだけど、仲良いところを見ると、ちょっと面白くないんだ。
性格悪いのかなぁ・・・俺??


『見せ付けられちゃった、って感じなのかな?』

「あ、そう、そうかもしんない」

潤の言葉で腑に落ちた。
けど、友達の幸せなトコを見て僻んじゃうなんて、俺って随分狭くない?? うわー、イヤだっ!


『和さん』
「んー?」


『今から会おうか?』


受話器から、潤の甘い声。

明日、潤は何かの試験があるって言ってた。 勉強しなきゃって、言ってた。 邪魔したらダメだ・・・

けど・・・


『うん』 って言ってしまった俺だった。





(おしまい)
どっちもバカップルなんですよ、という話でした♪





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  1. コメント:2

コメント

柚子季にご褒美アザーーっす!

柚子季杏


違うって(爆)
最高です!!!!
あぁ〜〜〜悶える!!!!
プリンス潤の甘いお誘いも堪らない〜〜♪
そんでもって、やっぱり山市は柚子季の中で最強です(ニマニマ
こういうSSどんどんお待ちしてます(*^。^*)←オイw
  1. 2009/01/12(月) |
  2. URL |
  3. 柚子季杏
  4. [ edit]

【お返事】

>柚子季様

ご褒美になりましたでしょうか〜(笑)
反撃する山田 (そしてキョドる市川) と甘く誘う潤が書きたくて
即興でダダーっと書いてみました♪
THE・逃避! ^∀^;  《染》
  1. 2009/01/13(火) |
  2. URL |
  3. [ edit]

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