『もう少し素直になれませんか?』 : 【side-山田】
全っっっ然 話が書けない状態に陥っております(涙) 全く文章が浮かんでこないです・・・
でも、なんの更新もせず放置しておくのがすっごく心苦しいので、無理矢理 山・市っちゃんで書いてみました。
ホント、かなり無理矢理な話 (いえ、そういうプレイの話じゃなくて・・・苦笑) です。 流して下さい。 《染》
レポート提出地獄からやっと開放された日の夜のこと。
久しぶりに市川さんのアパートを訪れた俺は、翌日提出のレポートがまだ上がっていないとPCに向かう彼の傍らに横たわり、いつの間にか転寝を始めてしまったらしい。 だって、徹夜続きで疲労と寝不足の極限状態だった俺の脳に、規則的に響くキータッチの音は子守唄にしかならなくて。
しかし、本格的に眠りに入ろうとしたところを、柔らかく髪を梳く指の感触が引き留めた。 緩く絡めて軽く引っ張ったり、時々掻き混ぜたりして俺の髪を弄っている市川さんの指が。
うっそ。 信っっじらんない! 市川さんが撫でてる、俺の髪を!! 俺が強請ったワケでもないのにっ!!
思ってもみなかった美味しい出来事 (大袈裟) に、モチロン眠気は一瞬でフッ飛んだのであるが。
さて、この稀有で心地よい感触をもう少し堪能するか、このまま腕を捕って押し倒すか・・・・・・、モタモタ逡巡しているうちに寝たフリを見破られ、髪を梳いていた手はペチリと軽く俺の頬を叩いて離れていった。
チッ、さっさと引っ張り倒せばよかった。
「珍しく市川さんからのお誘いかと思って期待してたのに。」
「んなワケあるか。」
「じゃあ、今の何?」
ほんの30秒前の甘い雰囲気が少しでも残っているかと思って背中から抱き込んでみたけれど、俺の期待は実に素っ気無く、呆気なく、サラ〜〜っと受け流された。
「あー、あまりにも似てて」
「なにに?」
「後藤 (←市川と山田の共通の友人) ん家の犬。 長毛で。」
「犬・・・ですか」
「アフガンなんだけど」
「俺あんなに顔長くないですよ」
「前髪(?)の長さがよく似てるなぁと」
「へぇ・・・」
言うに事欠いて 『犬』 かよ!
ツッコミたいのは山々。 でも、下手に突っ込めば機嫌を損ねてしまうのが目に見えている。 久しぶりの二人きりの時間だし・・・、ということで、グッと堪えていたのであるが。
「山田」
「はい?」
「目が覚めたならもう帰れ。 俺の方はまだ終わりそうもないから。」
身体に巻きついていた俺の腕をベリっと剥がしてノーパソに向き直ると、既に俺が傍らに居ないが如く、またキー叩きに集中してしまった。
相変わらず切り換えの早いことで・・・
釈然としない気分を抱えながらも仕方なく俺は部屋を後にした。
翌日の昼、食堂で市川さんと件の後藤さんが並んで昼食を摂っていた。
敢えて市川さんの隣を避け、後藤さんを挟む形で席に着いた俺の意図に彼が気付いたかどうか。
「後藤さん、犬飼ってるんですよね?」
「ああ飼ってるよ、写真見る? カワイイよ〜♪」
「おま・・・、写真持ち歩いてるのか・・・!?」
飼い主バカ丸出しでニコニコ笑っている後藤さんの向こう側で、ほんの一瞬、市川さんが 『拙い』 という顔をしたのを俺は見逃していない。
「うん。写メだけどなっ♪」
「キモいよ・・・。 お前が。」
「うるさいぞ、市川。」
「見せてください、写真。」
渋い顔をしている市川さんを余所に俺が受け取った携帯の待ち受け画面は ──・・・
後藤さんに抱かれた潰れた顔のシーズー犬だった。 ええ、確かにシーズーは長毛種ですよね。 後藤さん家のこのシーズーはトリミングされてて耳と尻尾しか長くないですけど。
「小さいアフガンですね。」
間の後藤さんを飛び越し、市川さんに画面を翳しながら俺は言った。
「だな。」
チラリと一瞥して一言。 さて、どこまでスッ呆けるつもりだろう?
「まだ子犬ですかね。」
「そうじゃね?」
「この丸顔が成長して長くなるワケですか。子犬と成犬で随分身体の大きさが違うんですねえ。」
「だな。」
「なに言ってるんだお前ら。ウチの犬はシーズーだよ!」
「見りゃわかる」
「見りゃわかります」
「なんなんだよ・・・」
俺から携帯をもぎ取り、怪訝そうな顔をして後藤さんは席を立った。
「俺がアレに似てます?」
「似てるんじゃないか? 耳んトコの毛、長くて。」
「いつまで続けるんですか? 素直に認めてくれた方が俺は嬉しいんですけど?」
「なんのことか俺にはサッパリわからん。」
どうやらシラを切り通すことにしたらしい。 ほんっっと、素直じゃない!!
ま、いいけどさ。
顔には全く出さなかったけど、あの時、咄嗟に上手く誤魔化せなかったくらいには内心慌てていたってことだから。 そう、この市川さんが。
それはそれでカワイクもあるんですけど、 ねぇ・・・ もうちょっと、 ねぇ・・・・・・
因みに → アフガン・ハウンド | シーズー
(『ペットのイエローページ・ワールドドッグ図鑑』 さんに飛びます。)
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でも、なんの更新もせず放置しておくのがすっごく心苦しいので、無理矢理 山・市っちゃんで書いてみました。
ホント、かなり無理矢理な話 (いえ、そういうプレイの話じゃなくて・・・苦笑) です。 流して下さい。 《染》
レポート提出地獄からやっと開放された日の夜のこと。
久しぶりに市川さんのアパートを訪れた俺は、翌日提出のレポートがまだ上がっていないとPCに向かう彼の傍らに横たわり、いつの間にか転寝を始めてしまったらしい。 だって、徹夜続きで疲労と寝不足の極限状態だった俺の脳に、規則的に響くキータッチの音は子守唄にしかならなくて。
しかし、本格的に眠りに入ろうとしたところを、柔らかく髪を梳く指の感触が引き留めた。 緩く絡めて軽く引っ張ったり、時々掻き混ぜたりして俺の髪を弄っている市川さんの指が。
うっそ。 信っっじらんない! 市川さんが撫でてる、俺の髪を!! 俺が強請ったワケでもないのにっ!!
思ってもみなかった美味しい出来事 (大袈裟) に、モチロン眠気は一瞬でフッ飛んだのであるが。
さて、この稀有で心地よい感触をもう少し堪能するか、このまま腕を捕って押し倒すか・・・・・・、モタモタ逡巡しているうちに寝たフリを見破られ、髪を梳いていた手はペチリと軽く俺の頬を叩いて離れていった。
チッ、さっさと引っ張り倒せばよかった。
「珍しく市川さんからのお誘いかと思って期待してたのに。」
「んなワケあるか。」
「じゃあ、今の何?」
ほんの30秒前の甘い雰囲気が少しでも残っているかと思って背中から抱き込んでみたけれど、俺の期待は実に素っ気無く、呆気なく、サラ〜〜っと受け流された。
「あー、あまりにも似てて」
「なにに?」
「後藤 (←市川と山田の共通の友人) ん家の犬。 長毛で。」
「犬・・・ですか」
「アフガンなんだけど」
「俺あんなに顔長くないですよ」
「前髪(?)の長さがよく似てるなぁと」
「へぇ・・・」
言うに事欠いて 『犬』 かよ!
ツッコミたいのは山々。 でも、下手に突っ込めば機嫌を損ねてしまうのが目に見えている。 久しぶりの二人きりの時間だし・・・、ということで、グッと堪えていたのであるが。
「山田」
「はい?」
「目が覚めたならもう帰れ。 俺の方はまだ終わりそうもないから。」
身体に巻きついていた俺の腕をベリっと剥がしてノーパソに向き直ると、既に俺が傍らに居ないが如く、またキー叩きに集中してしまった。
相変わらず切り換えの早いことで・・・
釈然としない気分を抱えながらも仕方なく俺は部屋を後にした。
翌日の昼、食堂で市川さんと件の後藤さんが並んで昼食を摂っていた。
敢えて市川さんの隣を避け、後藤さんを挟む形で席に着いた俺の意図に彼が気付いたかどうか。
「後藤さん、犬飼ってるんですよね?」
「ああ飼ってるよ、写真見る? カワイイよ〜♪」
「おま・・・、写真持ち歩いてるのか・・・!?」
飼い主バカ丸出しでニコニコ笑っている後藤さんの向こう側で、ほんの一瞬、市川さんが 『拙い』 という顔をしたのを俺は見逃していない。
「うん。写メだけどなっ♪」
「キモいよ・・・。 お前が。」
「うるさいぞ、市川。」
「見せてください、写真。」
渋い顔をしている市川さんを余所に俺が受け取った携帯の待ち受け画面は ──・・・
後藤さんに抱かれた潰れた顔のシーズー犬だった。 ええ、確かにシーズーは長毛種ですよね。 後藤さん家のこのシーズーはトリミングされてて耳と尻尾しか長くないですけど。
「小さいアフガンですね。」
間の後藤さんを飛び越し、市川さんに画面を翳しながら俺は言った。
「だな。」
チラリと一瞥して一言。 さて、どこまでスッ呆けるつもりだろう?
「まだ子犬ですかね。」
「そうじゃね?」
「この丸顔が成長して長くなるワケですか。子犬と成犬で随分身体の大きさが違うんですねえ。」
「だな。」
「なに言ってるんだお前ら。ウチの犬はシーズーだよ!」
「見りゃわかる」
「見りゃわかります」
「なんなんだよ・・・」
俺から携帯をもぎ取り、怪訝そうな顔をして後藤さんは席を立った。
「俺がアレに似てます?」
「似てるんじゃないか? 耳んトコの毛、長くて。」
「いつまで続けるんですか? 素直に認めてくれた方が俺は嬉しいんですけど?」
「なんのことか俺にはサッパリわからん。」
どうやらシラを切り通すことにしたらしい。 ほんっっと、素直じゃない!!
ま、いいけどさ。
顔には全く出さなかったけど、あの時、咄嗟に上手く誤魔化せなかったくらいには内心慌てていたってことだから。 そう、この市川さんが。
それはそれでカワイクもあるんですけど、 ねぇ・・・ もうちょっと、 ねぇ・・・・・・
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山田・・・、意外と根に持つな、お前
山田・・・、意外と根に持つな、お前
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